自分の仕事を適正診断テストを受けて検討しようと思っている方は、いるでしょうか。
学生の方で新卒で就職活動をしている方の殆どの方が適正診断テストを受けますが、診断結果として仕事の適職が提示されます。
私が初めて適正診断テストを受けたのは、中学生のときに授業で全員適正診断テストを受けましたが、自分の想像していた仕事とは全く違う適正診断テストの結果でした。
中学生というのは、夢や希望が溢れるときなのに、適正診断テストで夢が破壊された気持ちになったものです。
社会人となって生活をするために働くのであれば、適正診断テストの結果を参考にして仕事を選んだ方が良いと思う方もいます。
でも、適正診断テストの結果を参考にして仕事を選んだら後悔する可能性が高いと思います。
今回は、仕事を適正診断テストで選んではいけない話をします。
仕事を適正診断テストで選んではいけない
仕事を適正診断テストを選んではいけません。
なぜなら、仕事をしても辛く苦しいことしかない可能性が高いからです。
仕事というのは、お金を稼いで生活をするためと考える方は多いと思います。
でも、そのように仕事に対して考えているので、仕事が辛く苦しいものになってしまいます。
仕事というのは、自分の能力を発揮する場所であり、自分の幸福を拡大させるための場所です。
つまり、自分の夢や願望を叶える場所が仕事であるということです。
その結果として、お金を得ることが出来るのですが、結果というお金だけを求めて仕事を選んだり仕事をするので、仕事が辛く苦しいものになってしまいます。
仕事をしているときが楽しく喜びを感じることが、本来の自分にあった仕事です。
そして、自分にあった仕事というのは、自分の純粋な思いを叶えるための行動というのが底辺にあります。
純粋な思いをどのように知ることが出来る?
でも、適正診断テストを受けても自分の純粋な思いを知ることが出来ません。
適正診断テストというのは、心理学をベースにしているので科学的で信頼できると思う方は多いと思います。
私が会社員時代には、人事として新卒や中途採用の担当者でしたが、1000名以上の適正診断テスト結果を見てきました。
実際に採用した人物と適正診断テストの結果というのは、あまり一致していないことを経験しています。
適正診断テストの結果が良いと選考に有利になり、逆に適正診断テストの結果が悪いと不利になるのですが、当てにならない適正診断テストで選考をしない方が良いと感じています。
適正診断テストよりも、面接で本人の特性を見極める方が価値があります。
本人から発せられるオーラーというか響きを感じることが適正診断テストよりも重要で正しい判断になるということです。
そもそも、自分の純粋な思いというのは、自分の心の内側にあるので、自分で感じることが可能です。
そして、周りの人も、純粋な思いを感じ取れる場合があります。
本人が生き生きと自分の純粋な思いを自分の内側から外側に現して活動しているときには、周りの人も純粋な思いを感じ取ることが出来るでしょう。
例えば、美味しい料理の料理店のシェフを見ていると、生き生きとして仕事をしている光景を見ることがあります。
料理からもシェフの純粋な思いの響きが自分の心にも伝わりますね。
仕事の適正診断テストを検討
これから就職活動をする方で自分の適職について悩んでいる方は、適正診断テストを受けて仕事を検討する方も多いと思いますが、適正診断テストを受けるよりも自分の純粋な思いに気づくようにすることが、大変大切なことです。
給料や福利厚生や企業の規模や株価などの条件で仕事を選んでも、幸福な生活は出来ません。
仕事をしても、生きることが辛く苦しい生活になることでしょう。
自分の内側にある純粋な思いを外側に現すための活動が仕事であり、自分の内側にある純粋な思いを外側に出して現すことが、人は最も幸福を感じるようになっています。
古代インド哲学ヴェーダの知識では、人は自分の純粋な思いを叶えるために生まれて来ていると伝えています。
そして、純粋な思いを叶えることが幸福の拡大に繋がると説明しています。
このことは、つまり純粋な思いを叶えることは、絶対出来るということに繋がり、純粋な思いを叶える活動をしていれば富も得ることが出来て生活が出来ることは保証されているということになります。
自分の純粋な思いを叶えることは、夢と思ってしまい諦める方も多いのですが、この世界に純粋な思いを叶えるために生まれて来ているのに、純粋な思いではなくて適正診断テストで仕事を選んだら、生きることが辛く苦しいことは当然で病気になってしまうことも当然のことかもしれません。
自分の内側にある純粋な思いからの活動をすることを決意すれば、仕事も人間関係も日常生活も、人生は自然と幸福な方向に向かうことでしょう。