ただ話をするだけの傾聴って?

傾聴というと、特別なものだと感じる方もいるかもしれません。

でも、実は傾聴の技術を利用したものは身近に多くあると思います。

例えば、スナックとかキャバクラですが、男性が女性と会話をする場所です。

女性が癒やされるために利用するのは、ホストですが、どちらも会話をすることでストレス解消が出来る場所ですね。

でも、キャバクラやホストというと敬遠してしまう方も多いと思います。

私も仕事の付き合いで飲み屋さんに訪れたことがありますが、一人で飲み屋さんに行ったことがありません。

このような方は、傾聴のサービスを利用することが向いているかなと感じます。

会話のない時代?

私が一人暮らしをしているときで、休日に誰とも一言も会話をしないことは普通でした。

趣味がなくて友人がいない私にとって、仕事が休みの休日は家にいてテレビやネットを見るだけの生活です。

コンビニや定食屋などのレジで人との挨拶ぐらいの会話があるだけでしたが、このような休日を過ごしている方は多いのではないでしょうか。

傾聴とは、クライアントがメインとなって自分の会話をすることです。

そして、傾聴をする側は、話を聞くことをするのですが、考えてみると日常生活でも仕事場でも自分の話を素直に聞いてくれる機会というのは、少ない方が多いと思います。

友人や職場の人でも何か話をすれば、相手の考えの話をされてしまったり、それ以前に親身になって話を聞いてくれることさえない方も多いと思います。

夫婦でも互いに相手の話を素直に聞く機会が少ない場合もあると思います。

みんな自分のことだけで精一杯なので、当然と言えば当然なことかもしれません。

傾聴で癒やされる理由

傾聴というのは、自分の話を否定をしないで聞いてくれることが最大のポイントです。

自分の話に同調してくれて、話を聞いてもらえることだけでも人は癒やしを感じるものです。

自分の話を聞いてくれる機会が、日常生活の中で少ないことが傾聴で癒やされる理由だと思います。

恋人や夫婦でも相手の話を聞いて同調してあげることが出来ない場合が殆どです。

ついつい自分の意見や考えを言いたくなってしまうものです。

私が会社員時代に総務の仕事をしていて、部下との会話で失敗したことがあるのですが、「意見を言って欲しくて相談したのではありません。ただ話を聞いて欲しかった。」と部下から言われた経験があります。

ついつい、意見を言って自分の考えを伝えてしまいますが、特に心が弱って苦しんでいる方は、人の意見や励ましよりも同調が大切なんですよね。

うつ病の方に、頑張ってと言ってはいけない話がありますが、傾聴というのは会話の中で相手の気持ちに同調してあげることで、苦しい心を二人で分け合うことで気が楽になる技術だとも思いますね。